
ワードに作られているチェックボックスにはチェックができるものとチェックできないものがあります。
上の図では、上から3番目のチェックボックスのみがクリックすることでチェックをつけたり外したりすることができます。残りの2つはクリックしても何も反応しません。この違いを説明します。
正規のチェックボックスを使用しているのであれば、クリックすることでチェックをつける(外す)ことができます。「正規の」というのは「コンポーネントとしての」という意味で、メニューの「開発」タブから挿入したものという意味です。(ここから挿入したチェックボックスならチェックできる)
チェックできないチェックボックスは、文字の「□」です。
「しかく」と入力して変換すると出てきます。
これは単なる文字なのでチェックしてもなにも変化がありません。
チェックしたように見えるチェックボックスは「ちぇっく」と入力して変換するでてくる文字です。これも文字なのでクリックしても、チェックが外れるわけではありません。
クリックしてチェックがついたり外れたりすれば正規のチェックボックスです。クリックでの確認だけでは不安な場合は、チェックボックスの部分をコピー(Ctrl+C)して、メモ帳などに貼り付けてみて下さい。文字の□であれば、そのまま□が表示されます。
正規のチェックボックスは初期状態ではチェックしたときに四角の中に「×」がつくようになっています。このマークは変更することができ、レ点のチェックがついているように見た目を変えられます。
チェックボックスを選択してから、上部メニューの「開発」の中にある「プロパティ」をクリック。
表示された設定画面で「選択時の記号」の「変更」をクリックします。
フォントで「Winddings」(候補リストの中の下の方にあります)を選択して、チェックマークを選んで「OK」。これで選択時(クリックしたとき)の表示が変わります。